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OMRON Sustainability オムロンのサステナビリティ

サステナビリティ目標と実績

決定プロセスを経て特定したサステナビリティ課題と2020年度目標、およびオムロンの取り組みをご紹介します。

サステナビリティ課題と目標

2022年度は、長期ビジョンSF2030及び中期経営計画の初年度であり、新たな目標に関する実績は2023年度の開示となるため、ここでは2021年度のサステナビリティ目標と実績を掲載します。

2021年度のサステナビリティ目標と実績

オムロンではサステナビリティ方針のもと、2017年度にサステナビリティの重要課題(マテリアリティ)を設定しました。これは、中期経営計画VG2.0で設定した事業ドメインにおいて解決すべき社会的課題と、VG2.0の遂行を支える事業基盤を強化し、ステークホルダーからの期待に応える課題の二軸で構成されています。2021年度は変革期として、VG2.0で設定したサステナビリティ重要課題を継承して単年度目標を設定し、各取り組みを進めました。

事業を通じて解決する社会的課題
  • ファクトリーオートメーション: 製品の高機能化、多品種少量生産の進展、労働力不足や人件費高騰
  • ヘルスケア: 脳・心血管疾患対策、呼吸器疾患の増加
  • ソーシャルソリューション: CO2排出増による地球温暖化
ステークホルダーの期待に応える課題
  • 人財アトラクションと育成
  • ダイバーシティ&インクルージョン
  • 従業員の健康
  • 労働安全衛生
  • 人権の尊重と労働慣行
  • 製品安全・品質
  • サプライチェーンマネジメント
  • 温室効果ガス排出量の削減
  • 化学物質の適正な管理と削減
  • 誠実で公正な事業活動
  • 情報セキュリティ・個人情報保護

事業を通じて解決する社会的課題に向けた目標

当社グループが注力する事業ドメインにおいて解決すべき社会的課題に対して、2021年度の単年度目標を設定し、その達成に向け取り組みを進めてきました。

ファクトリーオートメーション
解決すべき
社会的課題
  • CASE※1や5Gなどに代表される業界の変化に伴う製品の高機能化・高度化
  • 消費者ニーズの多様化に伴う多品種少量生産の進展
  • 貿易摩擦に起因して加速する地産地消の流れ
  • 先進国を中心にした熟練技能者の高齢化や不足、新興国での人件費高騰
2021年度目標 i-Automation!※2を具現化するアプリケーションを創造、可能にする制御技術を確立、実現する新商品を創出
2021年度実績
  • モノづくり現場のDX化を加速するソフトウェア商品を拡充し、リアルとバーチャルを融合したリモートエンジニアリングを提供
  • モノづくり現場の人と機械の協調を実現し安全性確保と生産性を両立するロボット関連分野を拡充することで、モノづくり現場の大幅な効率化に貢献
  • 創出したアプリケーションは、2021年度は77件、累計では247件にまで拡大
創出する社会的価値 社会の生産性向上による経済発展への貢献
  • ※1CASE: Connected(コネクティッド)、Autonomous(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の技術の総称
  • ※2i-Automation!: 製造業のモノづくり現場を革新するオムロン独自のコンセプトで、「3つのi: 制御進化(integrated)、知能化(intelligent)、ヒトと機械の新しい協調(interactive)」によって、未来のモノづくりの実現を目指す
ヘルスケア
解決すべき
社会的課題
  • 高血圧由来の脳・心血管疾患発症の増加
  • 全世界で増加する喘息などの呼吸器疾患
2021年度目標
  • 高血圧遠隔モニタリングサービスを創出し、新しい高血圧治療のあり方を社会に提案
  • グローバルでの家庭血圧測定普及を加速し、血圧計の累計販売台数3億台を実現
  • 遠隔診療など、呼吸器疾患サービス事業創出のための、関連商材を拡充
2021年度実績
  • 北米・欧州・アジアパシフィックにおいて、高血圧遠隔モニタリングサービス内容の強化や登録患者数・導入病院数増加に注力
  • 血圧計累計販売台数3億台の達成。HPなどを通じて、ゼロイベントの実現に向けた取り組みを継続発信
  • 喘鳴センサを用いた呼吸器遠隔モニタリングの事業モデル検証完了
創出する社会的価値 健康寿命の延長や医療費の削減など、世界中の人々の健康で健やかな生活への貢献(家庭での血圧測定のさらなる拡大や連続測定への進化による脳・心血管疾患イベント発症ゼロへの取り組み、ネブライザや喘鳴センサ提供による喘息の早期発見・早期治療の実現)
ソーシャルソリューション
解決すべき
社会的課題
CO2排出増による地球温暖化
2021年度目標 再生可能エネルギーの普及と安定稼働に向けた分散電源の電力インフラ作り
  • 太陽光システム: 累計出荷容量: 10.7GW
  • 蓄電池システム: 累計出荷容量: 900MWh
2021年度実績 太陽光システムとの組み合わせで、効率的な自家消費と災害時の非常用電源確保を実現する蓄電システムのラインナップを拡充
  • 太陽光システム: 10.8GW
  • 蓄電池システム: 900MWh
創出する社会的価値
  • 世界中の人々がより安全・安心・快適・クリーンに生活できる社会への貢献
  • 再生可能エネルギーの普及で持続可能な社会作りへの貢献

ステークホルダーの期待に応える課題に向けた目標

人財マネジメント

企業理念経営の推進には社員が欠かせません。オムロンの成長を支える社員が、楽しみながら、社会的課題を解決するソーシャルニーズの創造にチャレンジできる魅力的な企業づくりに取り組んでいます。そして会社と社員が共に成長できる状態を創り、進化させ続けます。

人財アトラクションと育成
オムロンの
取り組み

<人財戦略の実行>

  • 企業理念の実践による共感・共鳴の輪の拡大
  • 次世代リーダー(重要ポジション候補者)の確保・育成
  • 事業成長に必要な多種多様な人財獲得と活躍できる環境整備
2021年度目標
  • 企業理念実践に向けTOGAの発展的継続
  • 海外重要ポジションに占める現地化比率: 75%
  • エンゲージメントサーベイに基づく課題解決アクションの推進
2021年度実績
  • 第9回(2020年度)TOGAグローバル大会は、オンサイトとデジタル活用のハイブリッド開催で、録画視聴も含めて過去最高水準の視聴者数を維持
  • 海外重要ポジション現地化率: 80%
  • グローバルで230件を超える課題解決アクションを立案・実施
事例
  • 社外との協業テーマも創出されるなど、社内外への共感・共鳴の輪がさらに拡大
  • 定期的なタレントレビューによる重要ポジションの現職者の評価・入替と、後継者候補の選定と育成
  • ITインフラ整備や制度改訂、ルールのシンプル化など通じた業務効率の改善による組織パフォーマンスの向上を推進
創出する社会的価値 事業を通じて社会的課題を解決するためにイノベーションをけん引するリーダーと多彩な能力を保有し、発揮する人材の創出を実現
  • TOGA: The OMRON Global Awardsの略で、仕事を通じて企業理念の実践にチャレンジし続ける風土を醸成するためのグローバル全社員参加型の取り組み。この活動を通じ、社員一人ひとりが社会的課題の解決や価値の創造に向け自発的にチャレンジすることを目指す
ダイバーシティ&インクルージョン
オムロンの
取り組み

<ダイバーシティの推進>

  • 女性の活躍推進
  • 障がい者の活躍推進
2021年度目標
  • 女性管理職比率: 8%(グループ国内)
  • 障がい者雇用率: 法定雇用率以上の雇用人数拡大(グループ国内)
2021年度実績
  • 女性管理職比率: 8%達成※1(グループ国内)
  • 障がい者雇用率(グループ国内): 3.1%※2(法定雇用率2.3%)
事例 女性活躍推進
  • 女性社員対象のリーダー研修、キャリア研修、交流会の実施
  • 管理職を対象とした部下育成研修の実施
  • 女性リーダー層のキャリア採用
  • 柔軟な働き方を可能とする制度の拡充
障がい者雇用
  • グループ全社の活躍支援と合理的配慮の確認実施
  • 障がい者職業相談員による相談体制整備、活躍支援
  • 就労機会の拡大に向けた職務拡大
  • 心のバリアフリー研修の実施
創出する社会的価値 性別や障がいなど制約の有無などに関わらず、多様な人財が活躍できる職場の実現
  • ※12022年4月時点
  • ※22021年6月時点
従業員の健康
オムロンの
取り組み

<健康経営の推進>

  • 健康経営宣言の発信
  • 社員教育の実施
  • 健康阻害要因の改善に関する取り組みの実施
2021年度目標
  • 健康経営浸透度およびBoost5※1の3項目達成度の向上(国内)
2021年度実績
  • 健康経営浸透度 89.2%(前年比+4.4P)
  • Boost5の3項目達成度 49.4%(前年比+4.1P)
事例
【日本国内】
  • Boost5の指標を一つでも多く達成できる社員が増えるよう、行動変容を促す健康イベントの実施と、特別意識をしなくても健康行動に結びつく環境づくりの両面で推進
  • 2021年度はBoost5の「メンタルヘルス」を注力テーマとし、セルフケア実践率向上を目標に、オンラインイベント、全従業員Eラーニング、健康情報提供、社内SNS・ポータル・メルマガ等による取り組みの周知浸透を実施
【海外】
海外リージョンでは独自のBoost5を設定し活動を実施 (ウェルネス教育プログラムの提供、ウォーキングキャンペーン、食堂に健康メニュー―を導入、禁煙キャンペーンなど)
創出する社会的価値 社員一人ひとりの健康の維持・増進と創造性発揮による 「人的創造性」 ※2の向上を実現
  • ※1Boost5: 仕事における集中力や豊かな人生に直結する要素として重点テーマ5項目(運動、睡眠、メンタルヘルス、食事、禁煙)を選定し、指標化したもの
  • ※2人的創造性: 人件費(製造+販管+開発)あたりの付加価値額
労働安全衛生
オムロンの
取り組み

<マネジメント体制の確立と改善活動の実施>

  • 主要生産拠点における、労働安全衛生に関する国際規格認証取得の推進
  • 推進人財の充足と教育の実施
2021年度目標
  • OSH国際規格認証取得生産拠点数: 生産高の80%を占める拠点での取得維持
  • 推進人財の継続配置: 全対象サイト
2021年度実績
  • OSH国際規格認証取得拠点数: 生産高の87%を占める拠点で取得
  • 労働安全衛生マネジメント人財配置の維持
事例
  • インドネシア工場のISO45001最終審査を完了し、2022年3月に認証取得
  • グローバルOSHネットワーク体制として、推進人財230名の配置を可視化し、グローバル生産拠点の法令順守状況を確認
創出する社会的価値 職場の労働安全衛生に関する法令・規定を遵守するのはもとより、社員にとって心身ともに安全で健康に就業できる職場の形成に努めることにより、オムロングループ構内で働くすべての人が能力を最大限発揮できる労働環境の実現
人権の尊重と労働慣行
オムロンの
取り組み

<マネジメント体制の確立と改善活動の実施>

  • マネジメント体制の確立(人権方針、組織体制の確立)
  • 生産拠点における人権リスク分析の実施と是正
2021年度目標
  • 生産拠点における人権リスク分析の実施と是正
  • 構内業務委託先・派遣会社従業員の人権リスク管理プロセスの運用対象拡大
2021年度実績
  • グローバル19生産拠点でリスク分析・是正を実施
  • 国内の構内業務委託先会社の従業員への人権リスク管理プロセス導入、海外では行動規範遵守条項を含む業務委託契約への改訂実施
事例
  • RBA SAQ(自己評価アンケート)を活用した生産拠点のリスク評価を19拠点で実施し、顕著なリスクは無いことを確認
  • 国内では業務委託31社、人材派遣65社を選定し人権リスク状況を調査し、顕著なリスクは無いことを確認
  • オムロン人権方針を制定(2022年3月)
創出する社会的価値 オムロングループで働くすべての人たちの人権が尊重されたよりよい職場環境の実現

ものづくり・環境

オムロンは、「ものづくりポリシー」を通じて企業理念を実践し、価値の創出と持続可能なものづくりに貢献します。また、購買方針に則り、ガイドラインに準じた購買を通じて、仕入先様とともに持続可能な調達に貢献します。

  • ものづくりポリシー: ものづくりにおける3つの指針。Quality first(品質第一)、 3F: Front-loading, Flowing & Flexible(価値を開発の上流で作る。必要なものを必要な時に必要なだけ届ける)、H&E: Human-oriented & Eco-manufacturing(人と機械のベストマッチングの実現や人間性を重視したものづくり、環境を配慮したものづくり)
製品安全・品質
オムロンの
取り組み

<全社品質マネジメントの推進>

  • 全社品質マネジメント改革の実行
  • 製品安全リスクの低減
2021年度目標
  • 新規開発品の製品安全アセスメント実施率: 100%
  • 製品安全アセスメントの進化
2021年度実績
  • 新規開発品の製品安全アセスメント: 100%実施
  • 新規開発品への適用84件、商品の使用用途に適合した製品安全アセスメント項目の更新完了
事例
  • 製品安全リスクの高い商品の危険分析と本質的な製品安全対策の推進
  • 教育マニュアル整備などのPSE※1育成のグローバル対応
  • PLP※2監査の実施
創出する社会的価値 品質、安全、環境、人権を商品・サービスに組み込み、持続可能なものづくりを実現
  • ※1PSE: Product Safety、Electrical Appliances & Materials(電気用品安全法)
  • ※2PLP: Product Liability Prevention(製造物責任予防)
サプライチェーン・マネジメント
オムロンの
取り組み

<パートナーとのエンゲージメント>

  • 重要仕入先様へのRBA※1に準拠したサステナビリティセルフチェック※2実施によるサステナビリティレベルの維持向上
  • 仕入先様との資源循環を目指した協創
2021年度目標
  • 市販品重要仕入先様50社に対するサステナビリティチェック(RBA行動規範V7.0)のスコアで85点以上達成
  • 再利用可能な樹脂成形材料の廃棄量15%削減(2019年度比)
2021年度実績
  • すべての市販品重要仕入先様においてサステナビリティセルフチェック85点以上達成(ローリスク)
  • 樹脂成形材料の廃棄量: 16.7%削減
事例
  • RBAバージョンアップに基づきサプライヤ行動規範を改訂し、仕入先様約2000社に周知
  • 市販品重要仕入先様とRBA質問事項の変化点について対話し、ローリスク化に向けた対応を決定
  • 加工品仕入先様15社に対し、セルフチェックと現場訪問による改善を実施
  • 樹脂成形金型の新規立ち上げ・更新時におけるホットランナー※3化の展開を7社と、成型時に発生した廃材を再利用するプロセスの導入・展開を8社と実施
創出する社会的価値 サプライチェーン上における社会的課題を仕入先様と共に解決することで、持続可能な生産消費社会の実現
  • ※1RBA: Responsible Business Allianceの略。電子業界を中心とするグローバルなCSRアライアンス
  • ※2サステナビリティセルフチェック: 労働、安全衛生、環境などの取り組みをアンケート方式でサプライヤーが自己評価するもの。85点以上でリスクが低い、65点以下でリスクが高いとみなす
  • ※3成形機のノズルから成形品部まで溶融状態の樹脂を供給するシステム
温室効果ガス排出量の削減
オムロンの
取り組み
  • 電力使用量効率化および再エネ導入による温室効果ガス排出削減
  • クリーンエネルギー普及に貢献する商品・サービスの提供
2021年度目標
  • 温室効果ガス排出量総量: 47%削減(2016年度比、1.5°Cシナリオで設定)
  • 環境貢献量>生産拠点のCO2排出量
2021年度実績
  • 温室効果ガス排出量総量: 50%削減(2016年度比)
  • 環境貢献量: 881kt-CO2 >生産拠点のCO2: 109(kt-CO2)
事例

<温室効果ガス削減の事例>

  • 太陽光発電システムの設置: 国内2拠点、海外2拠点
  • 省エネ・再エネ中期計画のための専門家によるポテンシャル診断の実施(中国深センの生産工場)
  • オムロン環境方針を改定(2022年3月)
創出する社会的価値 温室効果ガス排出量削減により脱炭素社会を実現することで持続可能なものづくりを実現
  • 自らによる温室効果ガスの直接排出と、他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
化学物質の適正な管理と削減
オムロンの
取り組み
  • 生産プロセスで使用する化学物質管理の仕組みを構築
  • 社会的要請の高い化学物質の使用廃止と使用量削減
2021年度目標
  • 電子体温計と電子血圧計等の普及による水銀削減: 65t/年
  • 揮発性有機化合物(VOC)の使用量の把握
2021年度実績
  • 水銀削減: 66t/年
  • 揮発性有機化合物(VOC)の使用量の把握完了および、中期削減目標設定完了
事例
  • 展示会、学会での出展等による医師向け啓発活動を継続
  • 対象物質及び削減計画策定と、法令及び規制動向の把握
創出する社会的価値 化学物質削減により人・生物・環境への環境負荷を低減することで脱炭素社会と自然共生社会を実現

リスクマネジメント

オムロンは、グローバルな視点でリスクに関わる活動を統合したリスクマネジメントを行うことで、企業の存続と目標の達成を確保し、企業の社会的責任を果たします。
社内で定めた方針やルールを周知し、ステークホルダーと長期的な信頼関係を構築すること、および社員が安心し誇りを持って業務や事業に取り組むことを実現します。

誠実で公正な事業活動
オムロンの
取り組み

<コンプライアンスプログラムの強化>

  • 世界各国の法規制/社会的要請を反映するため、倫理行動ルールの定期的な見直し
  • コンプライアンス意識を維持し、ルールに定める事項を浸透させるため、必要な研修および教育を定期的かつ継続的に実施
  • 内部通報制度等を活用した課題の把握と早期是正
2021年度目標 オムロングループルールのグローバル全拠点浸透
2021年度実績 オムロングループルールの浸透とアップデートを完了
事例
  • グローバル企業倫理月間にてオムロングループ倫理行動ルールを中心としたコンプライアンス教育をグローバルで実施
  • 個人情報保護法の改正や長期経営計画に基づくサービスの品質保証等を反映したルール改定の実施
創出する社会的価値 各国の政治・経済・文化的背景を踏まえた適切な腐敗防止の取り組みを行い、法に基づく秩序ある健全な社会の維持に貢献
各国の法律やグローバルルールに沿った公正な取引を徹底し、公正で自由な競争ができる社会の実現に貢献
  • オムロングループルール: マネジメントの透明性・公平性・グローバル性を確保し、適切で迅速な意思決定を行う経営基盤として制定した社内ルール。倫理行動、リスクマネジメント、不正統制、情報セキュリティ、安全保障取引管理、IT統制、会計資金、労働安全衛生管理、環境経営、購買、ブランドロゴ管理等、様々なリスクを網羅した23のグローバル共通ルールからなる
情報セキュリティ・個人情報保護
オムロンの
取り組み

<情報セキュリティ管理体制の再構築>

  • 世界各国で改正/新規制定される個人情報保護関連法への対応
  • 近年増加するサイバー攻撃等への技術対策の強化
  • 情報セキュリティ教育の見直しと教育の継続実施
2021年度目標 環境変化に対応した情報セキュリティ高度化についての中長期計画策定と実行着手
2021年度実績
  • グローバルスタンダード(NIST CSF)に則した、オムロングループとして優先的に強化すべき管理策を選定し、情報セキュリティ中期計画策定を完了
  • 攻撃検知ツールを先行的に導入・運用開始(日本)
事例
  • 情報セキュリティの長期戦略およびその最初の3カ年詳細計画の策定
  • 攻撃を迅速に検知し、被害を防ぐ新規管理策のグローバル導入準備と日本での先行導入・運用
創出する社会的価値 秘密情報・個人情報の適切な管理を通じて、デジタル化社会の中で安心・安全にビジネスができる社会の実現に貢献
  • NIST CSF: National Institute of Standards and Technology(米国国立標準技術研究所)が作成した、Cyber Security Framework(サイバーセキュリティに関するフレームワーク)

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