経営層と社員とのコミュニケーション活動についてご紹介します。
従業員との対話
オムロングループでは、経営陣が社会的課題の解決に取り組む社員の生の声を聴き、経営課題を特定しアクションを起こすことを目的に、エンゲージメントサーベイ「VOICE」を2016年よりグローバルで実施しています。その結果に基づいた改善活動の推進を通じ、事業の持続的な成長を支える社員一人ひとりが会社の目指す方向性を理解・納得し、その達成に向け意欲・能力を最大限に発揮できる環境をつくっていくことを目指しています。
2020年度は、前回のサーベイで多くの社員から挙げられた業務効率性の向上を望む声を中心に、グローバルで300件を超えるアクションを推進してきました。2021年度は、2021年1月に実施した4度目となる調査で寄せられた社員の声から、業務効率性改善に向けたアクションの継続、および新たに顕在化したパフォーマンスマネジメントの課題について、以下の取り組みを推進する予定です。
① ITインフラ
IT基幹システムの刷新
② ルール・プロセス
業務効率性に関する現場主導での課題解決の推進、各国における報酬水準の適正化、日本における資格等級制度の見直し
③ マネジメント力
人と組織をリードする力の強化に向けたマネジャーのフィードバック力向上
調査対象 ※グローバル全社員(生産オペレーター除く) |
21,287人 |
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回答者数(回答率) | 19,176人(90%) |
質問数 | 69問14カテゴリー + SEI + フリーコメント3問 |
実施言語数 | 21(全てをWebサイト調査で対応) |
フリーコメント数 | 3問合計で40,453件 |
サステナブル・エンゲージメント・インデックス(SEI) | 76(前回比+4) |
スコア上位3カテゴリー | 企業理念、VG2.0、組織目標の理解促進:87(対前回比+5) 誠実性・倫理性の尊重実践:84(対前回比+7) Well-being&フレキシビリティ:80(対前回比+7) |
スコア下位3カテゴリー | パフォーマンスマネジメント:58(対前回比+3) 業務効率性:62(対前回比+5) タレント・キャリア開発:69(対前回比+6) |